イェンス・クイストゴー
コペンハーゲン出身のデンマーク人デザイナー(1919年4月23日−2008年1月4日)。彫刻家だった父親から、芸術的知識を学んで育ちます。14歳の時には、すでに自分でいろいろな物を作っていました。第2次世界大戦勃発まで、George Jensen(ジョージ・イェンセン)で見習い生として働いた経験もあります。1954年にデンマークを訪れたアメリカ人ビジネスマンTed Nierenbergはコペンハーゲンの美術館に展示されていたクイストゴーのユニークな手作り作品を気に入り、同年クイストゴーをデザイナーに迎えてDansk International Designs(ダンスク・デザイン)を設立します。Kobenstyle(コベンスタイル)シリーズのエナメル製の鍋は、デザインと機能性の両方に優れていてとても人気がありました。1982年までに2000を超える数多くのホームアイテム(キャンドルスタンド、カトラリー、キッチン用品、カップ、ポット...)をデザインし、時がたった今でも多くの人に愛されています。ダンスク・デザイン社の他にKronjyden(クロニーデン)社の葉っぱ模様のRelief(レリーフ)シリーズ、花模様のBrun Azur/Blå Azurシリーズ、ハート模様のCordialシリーズなどがあります。 |
レリーフ/Relief |
アズール/Azur |
ルネ/Rune |